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建設コンサルタント

当社では、主に橋梁の点検、補修、設計などの建設コンサルタント業務を実施しております。代表的な業務を紹介致します。

橋梁の点検

人が定期健診を受けるように、橋も健康か不健康かを診断するために、点検を行います。利用者の怪我や事故につながるような損傷が生じていないか、橋の耐荷力が低下している状況にないか、慎重に点検を行います。
橋梁点検では、現地の橋を実際に点検し、その結果から、点検調書、損傷図などを作成し、緊急性の高い損傷であるか、補修の必要性のある損傷であるかなどの診断を行います。

橋梁調査

人が血液検査や、エコー検査、MRIなどの検査を受けるように、橋も様々な調査や、検査方法があります。
まずは補修の基礎資料とするため、既存図書の確認、形状の計測や、変状の調査を行います。その上で、劣化の原因を推定し、最適な補修を行うため、実際に橋梁から、試験片やコンクリートを採取し、検査を行うこともあります。ただし、人が手術や診察で痛みを伴うのと同様に、橋も調査によって傷めてしまう恐れもあることから、非破壊検査なども併用しながら慎重に調査を行います。

補修設計

橋梁調査の結果から、劣化原因を考察し、機能の回復や、再び劣化を生じないように最適な補修工法を比較検討しながら決定していきます。決定した工法で工事を行うための詳細な図面の作成、工事を行うための重機や機器の計画、施工手順などの設計を行います。
また、耐荷力が低下している場合や、耐荷力のアップグレードが必要となった場合は、構造計算を実施しながら、最適な補強工法を決定し、工事を行うための図面の作成、施工計画を行います。

新設橋梁の予備設計

橋梁にはコンクリート橋や、鋼橋、上路橋や下路橋など多数の橋種が存在するため、橋梁を新しく設計する際には、道路、河川、地質などの制約条件を勘案し、建設費、維持管理性、美観などが架橋地に最適な橋梁を選ぶ必要があります。
橋梁予備設計は、そうした諸条件を調査、整理したうえで、最適と考えられる案を数案概略設計し、構造計算、施工計画、工事費及び維持管理費の算出を行います。メリット、デメリットを勘案した上で、その場所に最もふさわしい橋梁を選定します。

新設橋梁の詳細設計

橋梁詳細設計は、予備設計で選定された橋種で、実際に制作、施工を行うための設計を行います。詳細なディテールを選定し、構造計算を行いながら、利便性、機能性が高く、維持管理性、美観の良い構造を、詳細に設計します。多種類の工法を比較、検討し、作図と構造計算を繰り返しながら、少しずつ最適となるよう詳細に設計を行います。
また、橋桁を架けるための重機や、施工の手順、施工ヤード、工事期間などを計画、設計し詳細図を作成していきます。工事を安全に、効率的に行えるよう、また、品質の良い橋を作れるよう、比較検討を繰り返しながら、設計を行います。

測量

基準点測量

基準点とは地図作成や、各種測量等すべての測量の基準となるものです。基準点測量とは、既知点に基づき、基準点の位置又は標高を定める作業をいいます。人工衛星からの電波を受信して3次元的な位置を求めるGNSS測量機や、光波の反射を利用した距離測定、角度計測を行うトータルステーションを用いて測量をします。

現地測量

現地測量とは、現地においてトータルステーション、GNSS測量機等を用いて、地形、地物等を測定し、数値地形図データを作成する作業をいいます。近年は、より効率的に測量を行うため、UAVレーザースキャナや地上レーザースキャナにより3Dデータを所得することもあります。

路線測量

路線測量とは、道路、護岸等建設のための調査、計画、実施設計に用いられる測量をいいます。計画ルートを現地に中心杭として示す中心線測量、中心杭の標高を計測する縦断測量、中心杭の直角方向を計測する横断測量等に分類されます。

用地測量

用地測量とは、土地及び境界等について調査し、用地取得等に必要な資料及び図面を作成する作業をいいます。既存の用地境界、境界杭の確認を行うための復元測量、境界確認や、トータルステーションなどで現地を実測する境界測量、その結果に基づき面積計算や地積測量図の作成を行います。

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